【読書メモ】実践ドメイン駆動設計 ~第2章~ 「ドメイン、サブドメイン、境界づけられたコンテキスト」
1. ドメイン・サブドメイン・境界づけられたコンテキストについて
- コアドメイン ・・・サブドメインの一つで、事業・組織を成功に導くために重要不可欠なもの。
- 支援サブドメイン ・・・業務には不可欠だがコアドメインとは言えないもの。
- 汎用サブドメイン ・・・特別なことをしていなくても、業務全体として必要なもの。
2. 問題空間と解決空間
- 問題空間 ・・・解決すべきビジネス上の課題
- 解決空間 ・・・ソフトウェアをどう実装して課題を解決するか
解決空間 = 境界づけられたコンテキスト
それぞれのサブドメインに、境界づけられたコンテキストが、1対1で対応するのが望ましいゴール。
3. 境界づけられたコンテキストの意味
- 境界づけられたコンテキストとは、ドメインモデルがどこに属すのかを表すもの。
- コンテキストによって、モデルの概念・操作・プロパティは変わってくるので、明示的に境界を引く。
- 境界づけられたコンテキストにより、ユビキタス言語・ドメインモデルをカプセル化することが主目的。
境界づけられたコンテキストとは異なるもの
のような技術的な境界。
- 開発要因へのタスク割り当て
- 開発要因の管理のしやすさ
というような偽の境界。
参考
「実践ドメイン駆動設計」から学ぶDDDの実装入門 (WINGSプロジェクト 青木淳夫 著)
以上